雛人形の選び方|後悔しないためのポイントと今どきの傾向
はじめての雛人形選び。「今どきはどんなお雛様が選ばれているの?」「せっかく選ぶなら、後悔したくない」と考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、購入経験者へのアンケートをもとに、雛人形選びでよくある後悔と、それを避けるための選び方、今どきの傾向をご紹介します。ご家族が長く愛せる一飾りに出会うための参考になれば幸いです。
雛人形選びでよくある後悔は?
雛人形選びで多い後悔は、「サイズが合わなかった」「実用性を見落としていた」「周りに流されて選んでしまった」の三つです。いずれも、事前に知っておけば避けられるものばかり。先輩ママ・パパの失敗から学びましょう。
【サイズが合わなかった】
最も多い後悔がサイズです。「思ったより大きすぎて飾る場所に困った」という声がある一方、「コンパクトすぎて存在感が物足りない」という正反対の後悔もあります。とくに祖父母が選ぶ場合、自分の家の広さを基準にしてしまい、マンション住まいの子ども世帯には大きすぎることが少なくありません。
飾る場所を事前にメジャーで測り、幅・奥行き・高さを把握しておきましょう。現代の住宅事情には、飾り幅45cm前後がバランスのよいサイズとされています。
【実用性を見落としていた】
見た目だけで選び、実用面で苦労するケースも多く見られます。人形や道具を一つひとつ出し入れする手間、細かいパーツの収納、お手入れの負担。雛人形は年に数週間だけ飾り、残りの約11か月は収納しておくものです。飾る手間と収納スペースの両方を、選ぶ前に考えておきましょう。飾り台がそのまま収納箱になる「収納飾り」なら、屏風や御道具、お花をまとめてしまえて便利です。お人形だけは、傷みを防ぐため別に保管いただくのがおすすめです。
【周りに流されて選んでしまった】
祖父母や親戚の意見を優先しすぎて、自分たちの好みに合わないものを選んでしまう後悔もあります。「伝統的な段飾りを勧められて買ったが、インテリアに合わず飾るのが憂鬱」といった声も。雛人形は毎年飾るものだからこそ、実際に飾るご家族が心から気に入ったものを選ぶことが大切です。贈る側の祖父母も、「自分が良いと思うもの」より「飾る側が気に入るもの」という視点で、事前に好みや住環境をヒアリングしておくと安心です。
後悔しないために、何を基準に選べばいい?
後悔を避ける基準は、「設置場所」「予算と作り」「収納と手入れ」「出し入れのしやすさ」の四つです。すずなりが雛人形購入者142名に行ったアンケートでも、重視する点として次の結果が出ています。
- デザイン … 26.8%
- サイズ … 21.8%
- 飾りやすさ … 14.8%
- 価格 … 12.7%
- 保管のしやすさ … 11.3%
出典:すずなり調べ(雛人形購入者142名へのアンケート)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002135.000044800.html
【設置場所とインテリアの調和を確認する】
実際に飾る場所を具体的にイメージすることが最も大切です。リビング・玄関・和室など、場所によって適したサイズやデザインは変わります。飾る場所の幅と奥行きを測り、インテリアの雰囲気に合う色合いを選びましょう。モダンな北欧風なら淡い色合い、和室なら伝統的なデザインがよく映えます。
【予算と作りのバランスを見極める】
雛人形の価格帯はさまざまで、数万円のものから、本格的なものでは数百万円に及ぶものまで幅があります。価格を左右するのは、主に作りです。正絹の衣裳、京刺繍の細工、職人の手仕事による仕立て――こうした手間の分だけ、価格は上がります。価格が高ければよいというものではなく、予算の中で「作りに納得できる、いちばん気に入ったもの」を選ぶのが後悔しないコツです。
【収納スペースと手入れの負担を把握する】
年に数週間だけ飾り、約11か月は収納します。押入れやクローゼットの奥行き・高さを確認し、収納箱が入るかチェックしておきましょう。飾り台がそのまま収納箱になる「収納飾り」は、屏風や御道具をまとめてしまえて省スペースです。お人形は繊細なので、別にていねいに保管しておくと、長く美しさを保てます。
【毎年、無理なく飾り続けられるか】
「毎年飾り続けられるか」という視点は見落とされがちです。人形や道具の数が少ないシンプルな構成なら、飾りつけ・片付けの時間を短縮できます。木目込雛人形は布地を溝に埋め込んで作るため型崩れしにくく、扱いやすいのも安心です。
今どきの雛人形は、どんなデザインが人気?
今どきの雛人形は、丸みのある優しい表情のお顔と、インテリアになじむ淡い色合いが人気です。昔ながらの切れ長で凛とした表情も格式高い魅力がありますが、近年は「おぼこ顔」と呼ばれる、ふっくらと穏やかな表情が主流になっています。
すずなりの雛人形も、この優しく愛らしい表情を大切にしています。伝統的な技術を守りながら、現代の住まいや感性になじむお顔づくりを追求しているのが、すずなりの特徴です。
【衣裳・色柄のトレンド】
色合いは、ピンク・クリーム・ミントグリーンといった淡い色調が主流です。北欧風やナチュラルテイストのインテリアによくなじみます。正絹や西陣織の高級感ある生地でありながら、桜や梅の古典柄に加えて小花柄や幾何学模様など、現代的なデザインも増えています。
【衣裳着と木目込み、2つの作り】
雛人形には「衣裳着雛人形」と「木目込雛人形」の2つの作りがあります。衣裳着は、お人形に着物を着せ付ける伝統的なスタイル。十二単のように色を重ね、正絹や西陣織の光沢と風合いを楽しめる、豪華で存在感のある作りです。木目込みは、人形本体の溝に布地を埋め込む技法。コンパクトで型崩れしにくく、丸みを帯びた愛らしいフォルムが多いため、マンション住まいの方にも人気です。どちらを選ぶかで、雰囲気も大きさも変わります。
それぞれの詳しい違いは、「雛人形の種類と名前」でもご紹介しています。
すずなりのおすすめ雛人形
現代の住宅事情に合うコンパクトサイズでありながら、確かな作りと美しさを兼ね備えた、すずなりの人気の4点をご紹介します。
【木目込雛人形 彩鳳雛 正絹 まりと舞桜】
木目込み技法で作られた、格調高い一飾り。衣裳には西陣織の正絹を使い、上品な光沢と滑らかな質感が魅力です。飾り幅は50cm以内に収まるコンパクトサイズで、マンションのリビングにも無理なく飾れます。この雛人形の詳細を見る ›
【木目込雛人形 彩鳳雛 市松花うさぎ】
市松模様と花、うさぎのモチーフを組み合わせた、愛らしい木目込雛人形。丸みを帯びたフォルムとあどけない表情が魅力です。玄関やリビングの棚にも飾りやすく、収納も省スペース。柔らかな色合いがナチュラルテイストのインテリアによくなじみます。この雛人形の詳細を見る ›
【衣裳着雛人形 彩春雛 正絹 桜に小花ちらし】
本格的な衣裳着でありながら、コンパクトにまとめた一飾り。正絹の生地に桜と小花が散りばめられ、春らしく華やかです。現代風の丸みのある優しいお顔で、飾り幅は約50cm以内。衣裳着の豪華さと、飾りやすいサイズ感を両立しています。この雛人形の詳細を見る ›
【衣裳着雛人形 天翔雛 京刺繍 丸紋桜づくし】
京刺繍を施した、本格派の衣裳着雛人形。丸紋の中に桜をあしらった刺繍は、職人の手作業による精緻な仕上がりです。端正で大人びたお顔立ちと京刺繍の美しさが調和した、格調高い一飾り。机の上にも飾れるサイズ感も魅力です。この雛人形の詳細を見る ›
まとめ
雛人形選びで後悔しないコツは、サイズ・実用性・デザインのバランスを、飾る場所から逆算して考えることです。雛人形は、お子様の健やかな成長を願うお守り。毎年飾るものだからこそ、ご家族が心から気に入る一飾りを選びたいですね。
すずなりの雛人形は、優しいお顔と、自由なカスタマイズ性が特徴です。落ち着いた木目込み、繊細な衣裳着の2種類をご用意し、それぞれ衣裳をお選びいただけます。飾り台・御道具・お花もお好みで組み合わせて、世界にひとつの一飾りをお仕立ていただけます。
来季に向けて、いつごろから選び始めればよいかは、「来季の雛人形はいつから選ぶ?」もあわせてご覧ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 雛人形選びでいちばん多い後悔は何ですか?
A. サイズに関する後悔が最も多いです。「大きすぎて飾る場所に困った」「小さすぎて物足りない」という声が両方あります。飾る場所を事前にメジャーで測り、幅・奥行き・高さを把握してから選ぶことが大切です。
Q. 現代の住まいに合う雛人形のサイズは?
A. 飾り幅45cm前後が、現代の住宅事情に合ったバランスのよいサイズとされています。マンションのリビングや玄関の棚にも飾りやすく、収納もコンパクトに収まります。
Q. 衣裳着雛人形と木目込雛人形の違いは?
A. 衣裳着はお人形に着物を着せ付ける伝統的な作りで、豪華で存在感があります。木目込みは人形本体の溝に布地を埋め込む技法で、コンパクトかつ型崩れしにくく、扱いやすいのが特徴です。
Q. 雛人形の価格はどのくらいですか?
A. 雛人形の価格帯は幅広く、数万円のものから、本格的なものでは数百万円に及ぶものまでさまざまです。価格は主に作りで決まり、正絹や京刺繍など、職人の手仕事による仕立てを求めるほど高くなります。すずなりの雛人形は、お人形(親王揃)が6万円台からです。
Q. 収納場所が狭くても飾れる雛人形はありますか?
A. コンパクトな木目込雛人形や、飾り台が収納箱を兼ねる「収納飾り」がおすすめです。収納飾りなら屏風や御道具をまとめてしまえます。お人形だけは傷みを防ぐため別に保管いただくと安心です。人形や道具の数が少ないシンプルな構成にすると、飾るのも収納するのも負担が少なくなります。
Q. 祖父母が贈る場合、選ぶときの注意点は?
A. 実際に飾るご家族の好みと住環境を、事前に確認しておくことが大切です。「自分が良いと思うもの」より「飾る側が気に入るもの」という視点で、飾る場所のサイズやインテリアの雰囲気をヒアリングしておくと、後悔を防げます。